ドコモとソフトバンクから2009年夏モデル発表

ドコモとソフトバンクから2009年夏モデル発表されました。しかも同日に。まあソフトバンク側の狙い撃ちでしょう。しかもソフトバンクはドコモより1機種多い19機種(ドコモは18機種)。これもソフトバンク側の狙い撃ちでしょう。おそらく事前情報でドコモが18機種というのを入手して急遽ネットブックを付け足したり、10月発売である740SCを前倒ししたり(型番からしても秋冬モデル)してるのでは??

機種はいっぱいあるので割愛しますが、注目機種をあげるとしたら日本初のAndroid搭載機HT-03Aでしょうか。でもやはりiPhone以上のシェア(スマートフォン)をとるのは難しいと思いますね。国内でのiPhoneを使っている人は結構「普通の人」が多いです。それに電車の中を見回すと普通に使っている人がちらほら見かけます。それだけ普及しているということです。ドコモとしてはHT-03AでiPhone 3Gの牙城を崩そうとの思惑でしょうが、なかなか難しいところだと思います。

ソフトバンクの機種では太陽光発電ができる「936SH」が個人的にはおもしろいと思いました。

別の携帯電話番号契約で使用しているメールアドレスを新規契約した携帯電話番号契約に移す方法(ドコモ編)

※2009年3月現在の情報です

MNPでメイン回線をソフトバンクからドコモへ乗り換えましたが、ケータイサイト制作確認用で既にドコモで回線を所持していました。その既回線に設定してあるメールアドレスは自分にとって名前的に良アドレスかつ実際にいろいろ使用していたので、メインに使用する今回新規契約した回線に移してみました。もちろん電話帳のコピーではありません。ドコモ公式にはサポートされていなく、裏技的な方法なので当方無保証で責任を負えないのでその点注意してください。

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STEP1 既回線のメールアドレスを適当なメールアドレスに変更する

この状態で欲しいメールアドレスは誰も使用していないので、新規回線で取得できそうですが、ドコモのシステム内部でロックがかかっているようで取得できません。151のコールセンターで聞いた話だと、変更した直前のメールアドレスは6ヶ月間はロックがかかった状態になるとのこと。これじゃあ欲しいメールアドレスは6ヶ月も先に取得可能になるのか??と思ってしましますが、次の手順がみそです。

STEP2 24時間後に既回線のメールアドレスをもう一度適当なメールアドレスに変更する

先ほども書いたように「変更した直前のメールアドレスは6ヶ月間はロックがかかった状態」になります。しかしロックがかかるのは、「一つ直前のメールアドレス」なんですよ。なので、「もう一度」メールアドレスに変更します。24時間後なのは、「どんな条件でも24時間の間はロックがかかっている」からです。これで欲しいメールアドレスは解放されます。

STEP3 新規回線で欲しいメールアドレスを設定する

注意点としては解放されたメールアドレスは、誰でも取得できる状態なので、STEP2が終了した時点で、すぐに取得しなければなりません。また最短でも24時間はそのメールアドレスは受信できないということです。その点も考慮に入れなければなりません。

以上実際に私が試してみたことをもとに記述してみました。なお繰り返しになりますが、2009年3月現在の情報です。非公式なやりかたなので、将来的にはアナウンス無しに変更される可能性があります。

次回は同様の方法のソフトバンク編を書く予定ですが、こちらはあまりオススメできません・・・

購入した、「SH-04A」雑感

前エントリーからの続き

SH-04Aは「docomo PRO series」に属する、タッチパネル搭載、QWERTYキーボード搭載のiモード端末です。

先週の3連休に購入しました。値段はMNPでさらにクーポン使用で1万円ちょっと。某巨大掲示板のバリュー一括スレの情報を元に購入しました。ひと月前に発売された新機種とはいえかなり安く買えたと思います。もちろんオプションはてんこ盛りに付きましたが。

去年、一時期はWindown Mobileのスマートフォンなども試しましたが、結局日本的な「ガラケー」(ガラパゴス携帯電話)に落ち着きました。現状のスマートフォンは成熟していないというのが、私の評価でした。バッテリーの持ちや安定性(フリーズするのは論外)、操作性などクリアすべき課題は多いです。もちろんソフトウェアが自由にインストールできたり、キャリアのサービスに縛られないオープン性などは大変魅力的です。

で出した結論はスマートフォンやはり2台目だなと。でもQWERTYキーはとても気に入りました。テンキーでかな入力するよりPCに慣れた場合はQWERTYの方が全然早いです。
そんなところが、「SH-04A」を選んだ理由ですね。

基本的な使用感は、各種iモードサービスに対応した端末なので、特別使いづらいというのはなく、まあ普通といった感じです。画面が3.5インチなので、ワンセグはきれいです。ただし大きな画面であるがゆえに本体は持ってみるとデカイという印象ですね。QWERTYキーはやはり使いやすいです。タッチパネルはちょっと慣れが必要かな。iアプリはほとんどがタッチパネルに対応していないので、画面上の半透明のバーチャルキータッチしなければなりません。これがかなり使いづらい。せめて内蔵アプリはすべてタッチ対応にして欲しかった。

あと驚いたのは、今まで使用していたソフトバンクの端末(912SH)から電話帳や受信メール、送信メールといったデータがBluetoothで一括送信できて、簡単にデータ移行ができたことです。同じシャープ製同士だからなのか、とても便利でした。

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SH-04A 白ロム 価格 49,800円(2009/03/25現在)

MNPでメインで使用している携帯電話をソフトバンクからドコモに乗り換えました

さようなら東京デジタルフォン・・・
なんて。10年以上メインで使用していたソフトバンクの携帯電話をMNPでドコモに乗り換えました。2006年にボーダフォン日本法人を買収したソフトバンクですが、10年前は東京デジタルフォン(関東エリア)という会社でした。今となっては知っている人は少ないでしょうね。当時私は大学生でした。携帯電話を買おうと某家電量販店の携帯電話売り場を物色していました。選択肢はNTTドコモ、IDO(現au)、東京デジタルフォン、ツーカー。さらにPHSのNTTパーソナル、DDIポケット(現ウィルコム)、アステル。なんか今より選択肢が多いですね。PHSは当時、つながりにくい、移動中は途切れる(当時ハンドオーバーができなかった)とネガティブなイメージばかりだったので、検討外。ドコモはとにかく料金も端末も高かったため却下。IDOはcdmaOne開始前だったからか、あまり目立ってなかったような気がします。ツーカーはよく覚えてない。東京デジタルフォンにした理由は、当時「スカイウォーカー」というメールサービスを行っていて、インターネットからのメールが送受信できるが売りでした。今となっては当たり前のこの機能ですが、当時まだiモードはサービス開始前で、大学生時代にインターネットにはまっていた私には大変魅力的なサービスでした。結果的にはその半年後iモードが開始されて、ちょっと後悔するのですが。

そんな10年以上使ったソフトバンクケータイですが、2年縛りの更新月の今月を狙ってドコモに乗り換えました。最近のソフトバンクは新規ユーザーには出血大サービスですが、既存のユーザーは置いてけぼりというか冷遇というか、そのへんに不満を持っていました。確かに、ボーダフォン時代よりサービス面は向上してますが、昔からのお客をもっと大切にしないと後々痛手を負うこことになると思いますよ。

一方のドコモは、サービス競争の激化によって昔ほど料金も端末も高いイメージはなくなりました。むしろその強固なインフラのおかげで相対的なコストパフォーマンスは良いと思います。その辺がドコモを選んだ理由です。ただし、iモード全盛の頃の先進性のようなものが無くなってきているような気がします。iモードの立役者の夏野剛氏の退社が大きく影響していると思います。氏も発言しているように「アンサーだけでは、は新しいものは生まれない」んです。なんとなくドコモは「イノベーションのジレンマ」に陥っているようにも思えます。日本の携帯業界の中で最大級のR&D投資を行っているので、継続的なイノベーションを期待したいところです。

さて購入したドコモの端末は最新のSH-01Aです。端末の紹介に行きたいところですが、それは次のエントリーで。